2020/11/17 13:05

オリーブオイルをスーパーで探していると、「スペイン産」とか「イタリア産」と

かいてある値札を良く見かけます。また、インターネット上でも最近は、イタリアやスペインを始めとした、

ヨーロッパ原産のオリーブオイルが非常に多く出回るようになってきました。

なぜイタリア産やスペイン産のオリーブオイルがこれだけで回っているのでしょうか?

オリーブオイルは、遥か昔8000年前に今のトルコ南部が起源だと言われ、6000年前にキプロスやシリアなどの地中海沿岸で、

トルコから持ち込まれたオリーブをオイルに製造したということが記録に残っているそうです。

そこから貿易の民と言われたフェニキア人がイタリア半島や南スペインにオリーブの栽培技術を普及させ、

最終的に紀元前3世紀にローマ帝国が、今のヨーロッパ諸国を始めとして、他国を征服する度に、オリーブの木を植えさせて、

オリーブオイルの製造技術と一緒に、オリーブオイルを普及させたと言われています。

今でこそ、油と言えば、ひまわり油や菜種油、パーム油などとありますが、オリーブオイルは古代から現在までずっと残っている

オイルであり、古代から全く製法等も変わっていない原始的なものなのです。


地中海沿岸が最もオリーブが育ちやすい気候であり、そのなかでも世界のオリーブオイルの年間生産量のうち

第一位がスペイン、第二位がイタリアです。2016年までスペインとイタリアの順位は、逆だったのですが、ここ最近は、

スペインが世界第一位の生産量を誇る国になっています。

一方で、一番オリーブオイルを消費している国はどこかというと、イタリアが世界第一位の年間消費国で、

第二位がスペインと逆転します。イタリアにはパスタやピザがあるので、想像がしやすいですよね。


それでは、イタリアに目を向けてみると、とにかくオリーブオイルの種類はイタリアだけでも

600種あると言われています。オリーブの種類もイタリアでは、

北から南まで、たくさんありますが、オリーブオイルには3つの味がミックスされて、また草の香りや果物の香り等、

3つの味と匂いのバランスで成り立っています。3つの味とは、


・フルーティ

・苦み

・辛さ


これが絶妙に混じり、構成されているオイルなのです。

フルーティーはオリーブの実が緑色で、オリーブは果実で果物に当たるので、

何となく分かる気がしますが、苦みや辛さというのは、どういうことなのでしょうか?


これは、そのままオリーブを食べると、あまりにも辛く,しかも苦いので、

木からもいですぐに食べることは、ほとんど不可能です。

居酒屋に行くと最近はお通しでオリーブのみが出てきますが、水煮や塩漬け等にして食べるのが普通です。

ですので、苦みや辛さがあるオリーブオイル、特に鮮度の高いエキストラバージン(EXV)オリーブオイルは、

苦みや辛さがするもの多いです。これはオリーブの実に近い状態で、オイルにしているので、このような味がするのです。

オイルも味や料理によって、イタリア人や日本でイタリア料理を提供するシェフは、使い分けをしている方も多いです。

大きく分けると、以下のようになります。


フルーティーさが強いもの =>ドレッシング、野菜ジュース、ペースト、モッツアレラチーズ、オイル漬け

辛さが強いもの=> サラダ、マリネ、カルパッチョやグリルした魚、パン、パスタ、ピッツァ、チキン、その他オールマイティ

苦さが強いもの => 豚肉や牛肉料理、グリルした野菜、豆料理、味の濃い野菜


また、イタリアには、地域によって育っているオリーブが全く違い、

栽培されているオリーブが違うということは、オイルの味も地域によって変わります。

イタリアはアメリカのように「州」の集合体で、20個の州があります。



代表種を州毎に分けると、

ロンバルディア州(州都;ミラノ)=>カサリーヴァ(フルーティ)
リグーリア州(ジェノヴァ)=>タジャスカ(香りが優しく、フルーティ)
ヴェネト州(ヴェネツィア)=>グリニャーノ(甘みがあり、ほのかに辛みもある)
ラツィオ州(ローマ)=>イトラーナ(苦みと辛さのバランスが良い)、レッチーノ(甘くフルーティー)、モライオーロ(フルーティ)
トスカーナ州(フィレンツェ)=>モライオーロ
プーリア州(バーリ)=>コラティーナ、ペランツァーナ(共に苦みや辛みが強い)、オリアローナ(苦みが強い)
シチリア州(パレルモ)=>トンダ・イブレア(フルーティ、辛み、苦み)、ビアンコリッラ(爽やか)、
チェラスオーラ(爽やか)、ノチェラーラ(適度な辛みと苦み)
カラブリア(カタンザーロ)=>カロレア、オットブラティカ(共にアロマとぴりっとした辛さでバランスが良い)
アブルッツォ(ラクイア)=>ディリッタ(若干の辛さと苦さ)、ジェンティーレディキエティ(フルーティ)、イントッソ(苦み)
マルケ(アンコーナ)=>アスコラーナ(フルーティ)
ウンブリア(ペルージャ)=>フラントイオ(辛さ)、レッチーノ
カンパーニャ(ナポリ)=>ロトンデッラ、カルペッレーゼ(共に辛さ、苦さ、フルーティのバランス良)
サルデーニャ(カリアリ)=>ボサーナ(フルーティ)


と言った感じだと思います。

地域によって色々な種類があり、様々な味があることはお分かり頂けたと思います。

これだけ種類があるものの、イタリアを北部、中部、南部と三つの地域に大分すると、

南部が一番生産量が多いのです。



これはイタリアのオリーブオイルの生産量の比率のサイトからの抜粋ですが、

緑が北部、光沢のある赤の部分が、中部、深紅の部分が南部となっています。

深紅の部分を全部足すと約85%にも及び、イタリアのオリーブオイルの生産はほとんど南で行われているのです。

ですので、EXVオイルも南イタリアのものの方が、少し苦みや辛みがある種のオリーブを使って作られる、

EXVオリーブオイルがあるものの、色々な選択肢があり、良いEXVオリーブオイルが見つかる可能性が高いがこと分かると思います。


そこでオススメなのが、




EXVオリーブオイルの産地南イタリアのカンパーニャ州産のオイルで、

使われているオリーブの種類は、カルペッレーゼ、フラントイオ、ロトンデッラを農園の製法でブレンドし、

辛さや苦さが抑えられて、フルーティーさもあり、南イタリア産の中では珍しく、

バランスのとれた、大変良質なEXVオリーブオイルです。

このオリーブオイルには、10個近くおすすめポイントがあります。

1.生産量世界第二位のイタリア産のオリーブオイルである

2.有機栽培のオリーブを使っているので、無農薬である

3.収穫から搾油、消費に至るまで、ヨーロッパ連合の有機認証機関が定める規定を遵守して作られているので、
品質が保証できる

4.収穫後24時間以内に搾油して、オイルを作っているので、オイルも超新鮮。

5.無農薬であることはもちろん、オリーブを搾る際も27度程度とオリーブにとって最も条件の良い温度に徹底管理して、
搾油している。

6.オリーブを機械で収穫するわけではなく、全て手摘みで行なっている。

7. イタリアの農家から直接仕入れているので、高品質で、日本ではほとんど流通していない。
イタリアでも直売のみなので、希少価値の高い、良質な製品である。

8. オイルの世界コンテストなどで、たくさんの賞を受賞している、世界でも認められているオイルである

9.オイルが新鮮なので、全く胸焼けなどしないので、
1日スプーン1杯程度飲むと、体にとても良いオリーブの生搾りジュースである

10.当然ながらオイルの酸度が0.2%以下に抑えられている、エキストラバージンオリーブオイルである

10点も他のオリーブオイルには無い点を持ち合わせる、優れたオリーブオイルなので、
プロも認めるEXVオリーブオイルです。是非オススメしたい一品です。是非ご検討ください!!

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