2020/11/11 12:11
オリーブオイルの中でも、最も鮮度が高く、最高級品と言われている、
エキストラバージン(EXV)オリーブオイルを探していると
おすすめのEXVオリーブオイルには、「コールドプレス製法で作られています!」という
記載を目にされた方も多くいらっしゃると思います。
このコールドプレス製法って、一体何なのか、簡単に分かりやすく説明したいと思います。
そもそも、オリーブオイルは当たり前ですが、オリーブの実に油分が含まれているため、
実を搾ることで、油分と水分が出てきます。水と油を分けることで製造されているオイルです。
その油分を抽出される際に、オリーブに圧力をかけて油を搾り出すのですが、その搾る際に熱をかけずに、
搾油する方法を「コールドプレス製法」(低温圧搾製法)と言います。
オリーブからオリーブオイルに精製する際に、熱を加えた方が、多くの油を抽出でき
大量生産が可能なので、メーカーによっては30度以上の高温で搾油する場合もあります。
一方で、オリーブの実から油を搾って、鮮度を保って製油する際に一番的になるのは、熱や光です。
大量生産が出来るもののせっかくの鮮度や香り、風味、栄養分が失われ、品質低下は免れません。
従って、オリーブオイルの中でも最高級品になる EXVオリーブオイルは、鮮度や香り風味は抜群に良く、
良い品質を保つ為には、コールドプレス製法が理にかなっている訳です。
それでは、コールドプレス製法とは、大体どれくらいの
温度で圧力をかけて、オリーブを搾油すると良いのでしょうか?
温度が高すぎるのはもちろんNGですが、逆に低すぎるとこれもオイルが固まってしまい、商品になりません。
EXVオイルを冷蔵庫に入れて、固まってしまったという経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
冷やしすぎてしまうと、凝固してしまうので、商品になりません。
オリーブを搾油する際の適温は、大体25℃から27℃の間がちょうど良いと言われており、
これ位の温度が、一番オリーブをオイルに精製する際に、鮮度や香り、栄養分がしっかり残ると言われています。
では、コールドプレス製法とは、どのように見分けることができるのでしょうか?
日本語でラベルに書いてあるものもありますが、ここではEXVオリーブオイルの生産量世界第二位、
消費量世界第一位のイタリア産のオイルを例にとります。
コールドプレス製法とは、イタリア語で、「Estratto a freddo」と言い、ラベルに大体記載があるので、
この表示があれば、コールドプレス製法で作られているEXVオリーブオイルだとすぐに分かります。
私の家庭にあるEXVオリーブオイルの正面のラベルにもこのように表記があります。
(黄色のラベルに白文字なので分かりずらくて、すみません!!)
このコールドプレス製法で作られているかどうかを見分けることで、
EXVオリーブオイルの善し悪しが簡単に分かる方法なので、ぜひ行ってみて下さいね。
私たちの扱っている、「イタリア デッロルト農園産エキストラバージンオリーブオイル クラッシコ」は
厳密に搾油の際に、27度に保ち、コールドプレス製法で作られている、こだわりの一品です。
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