2021/12/03 11:00

クリスマスが近づいていますが、イタリアではクリスマスには魚介類を食べる習慣があり、カニやエビ、タコやムール貝、
鱈や牡蠣などを食べます。イタリア人は今年のクリスマスメニューは何にしようかと考える時期に差し掛かり、それぐらい家族揃って
食べるクリスマスの食事に力を入れます。日本でもマダコが美味しい時期になってきましたが、今日は、たこを使ったパスタの紹介します。
ただたこを入れるのでは味気ないので、たこのラグーソースにして見ると美味しくなりますよ。
ラグーソースというのは、ミンチ状にした食材を煮込んだソースのことで、有名なところで、ミートソースになります。
ミートソースのたこバージョンとお考えいただくとわかりやすいかと思います。タコは包丁で粗く刻んでおくか、
フードプロセッサがあれば、お使いいただくと良いと思います。また、トマトとみその相性はものすごくよく、
ソースにコクが出るので、味噌と日本酒を使うとまろやかなソースに仕上がります。


<材料;2名分>
オリーブオイル 大さじ4
ニンニク(みじん切り)1かけ
トマトホール缶 200g
日本酒 100ml
味噌 大さじ1
水 30ml
玉ねぎ(みじん切り)4分の1個
ゆでタコ(粗いみじん切り)400g
パスタの茹で汁 50ml
塩 適量
イタリアンパセリ(フレッシュ)少々

<作り方>
1.パスタを茹でる
2.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて弱火にかけて、香りが立ってきた玉ねぎを入れて透き通るまで炒める。
3.透き通ってきたら、日本酒とみそ、トマト缶を入れて、アルコール分を飛ばすようにして、煮込む。
4.煮立ったら、水を入れて5分煮る。煮立ったらタコ、茹で汁、イタリアンパセリを入れてさらに5分煮こみ、塩で味を整える。
5.スパゲティが茹で上がったら、4に入れて混ぜ合わせて皿に盛って、できあがり。

普通はひき肉のミートソースですが、たこのプリプリ感が新鮮で、美味しいラグーソースに仕上がります。
ぜひ試して見てくださいね。

パスタ料理には、おいしいパスタを使うのは、必須です。

イタリアでもパスタの町として名高い、ナポリ近郊の町グラニャーノ産の
パスティフィーチョ ペーペのスパゲティは、グラニャーノのパスタの中でも超こだわって作られています。



高台になっていて、風通しがよく、パスタも乾燥しやすく、パスタ作りに合う水が手に入る、
グラニャーノの街で製造されているのはもちろんのこと、
水分は30%以下でできており、乾燥パスタでも小麦の美味しさがそのまま凝縮されています。
また、プラスチック製ではなく、ブロンズ製のパスタ成型器でパスタを作るので、パスタの表面に細かい溝ができて、
ざらざらになるので、ソースとも絡みやすくなります。

パスティフィーチョ・ペーペのスパゲティは、
細かいザラつきがあり、まっすぐではなく、少し曲がっていますが、これは手仕事の証拠で、工業製品ではない証です。
曲がっていて佐々月があることで、ソースや出汁とも絡みやすいのです。



また、自然の小麦を使ったものなので、健康にもよく、
消化が良く、お腹にも優しいパスタです。

それは素材だけではなく、パスタにとって重要な乾燥も6時間程度で、40度ぐらいの温度に保って、乾燥させて、
最後には常温でしっかり乾燥させ、昔ながらの美味しいパスタ製法をしっかり守って作っている、
超名作パスタです。
それもこれも南イタリアのグラニャーノの製造者の皆さんの情熱や
プロ意識の高さの賜物です。

ぜひペーペのスパゲティを使って見てください。
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