2021/10/01 10:11

パスタといえば、イタリアを代表する料理ですが、パスタ料理の基本は、

「手早くできる」「美味しくて食べやすい」「素材が手に入りやすい」という

3つが重要な条件です。平たく言えば、うどんやそばを日本人が簡単にすすって
食べるように、イタリア人のパスタも同じ事が言えます。

イタリアでは、今はオリーブの収穫がシーズンを迎えて、新作のオリーブオイルが、
出回っている時期です。同時にオリーブの実も塩漬けや水につけられて、オリーブ自体もお店で出回る時期です。
その黒のオリーブを使った、イタリア人好みのパスタ料理をご紹介します。「ブラックオリーブとアンチョビのパスタ」です。




アンチョビのフィレの旨味が隠し味で、味に深みを出して、シンプルな具を一つにまとめます。
辛口の白ワインと合うプッタネスカのような味わいなので、ぜひお試しください。

<材料;2人分>
スパゲティ 200g
ホールトマト(缶詰)150g
ブラックオリーブ(種無し)10個
アンチョビ(フィレ)3枚
ケッパー 大さじ 1/2
ニンニクのみじん切り 1かけ
赤唐辛子 1本
EXVオリーブオイル 大さじ3
塩 適量

<作り方>
1. 鍋に湯を沸かして、塩を適宜入れてスパゲティをゆでる 
  アンチョビは粗くみじん切りにし、赤唐辛子はへたと種を取り除く。
2. フライパンにEXVオリーブオイルとニンニク、赤唐辛子を入れて   
  中火にかける。香りが立ってきたら缶汁を切ったトマトを加え、
  木べらでつぶしながら弱火で15分煮る。  
3. オリーブ、ケッパー、アンチョビを加えて混ぜて、塩少々で味を整える。
  ゆであがったスパゲティを加えて和えて完成。

超簡単でうまいパスタの出来上がりです。日本のスーパーにも
ケッパーやオリーブは売られているので、イタリアに行けない分、
イタリアでよく食べられている、パスタ料理をお家で再現されては、
いかがでしょうか。

シンプルな食材を使って作るパスタだからこそ、

シンプルで作り方にこだわった、パスタを使いたいところです。

イタリアでもパスタの町として名高い、ナポリ近郊の町グラニャーノ産の
パスティフィーチョ ペーペのスパゲティは、グラニャーノのパスタの中でも超こだわって作られています。



高台になっていて、風通しがよく、パスタも乾燥しやすく、パスタ作りに合う水が手に入る、
グラニャーノの街で製造されているのはもちろんのこと、
水分は30%以下でできており、乾燥パスタでも小麦の美味しさがそのまま凝縮されています。
また、プラスチック製ではなく、ブロンズ製のパスタ成型器でパスタを作るので、パスタの表面に細かい溝ができて、
ざらざらになるので、ソースとも絡みやすくなります。

パスティフィーチョ・ペーペのスパゲティは、
細かいザラつきがあり、まっすぐではなく、少し曲がっていますが、これは手仕事の証拠で、工業製品ではない証です。
曲がっていてざらつきがあることで、ソースや出汁とも絡みやすいのです。



また、自然の小麦を使ったものなので、健康にもよく、
消化が良く、お腹にも優しいパスタです。

それは素材だけではなく、パスタにとって重要な乾燥も6時間程度で、40度ぐらいの温度に保って、乾燥させて、
最後には常温でしっかり乾燥させ、昔ながらの美味しいパスタ製法をしっかり守って作っている、
超名作パスタです。
それもこれも南イタリアのグラニャーノの製造者の皆さんの情熱や
プロ意識の高さの賜物です。

ぜひペーペのスパゲティを使って見てください。
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