2021/02/02 10:00
イタリアからの贈り物へようこそ!
イタリアからの贈り物では、ビエトロ スル マーレという名前の人口7000人ほどの南イタリア カンパニア州の有名なアマルフィ海岸近郊の町で作られているセラミックのインテリア小物や飾り皿、花瓶などを販売しています。販売ページはこちらから
【ビエトロ スル マーレってどこある街?】
カンパニア州にサレルノという街があります。ナポリから特急列車フレッチャロッソの乗ってで30分ほどの街です。
ビエトロ スル マーレはサレルノからバスで20分ほど行った街です。
世界遺産に指定されるアマルフィ海岸地域 costiere amalfitano には、アマルフィを中心として、周囲に、ミノーリ、チトラ、トラモンティ
といった美しい小さな村が海岸沿いに続きます。
それぞれの街には、ビエトロ スル マーレで作られた、14世紀から発達してきたと言われる、伝統芸能の逸品、ビエトレーゼ焼きのセラミックがあちこちで見られます。
アマルフィ、ポジターノといった世界的に有名屈指のリゾート地、また青の洞窟で有名なカプリ島にも、街中にセラミックで作られた
ベンチや表札、また教会のクーポラのセラミックで作られていたりします。
何と言ってもその美しい色合いと、丈夫で頑丈で、また使い用途が、建築材料として、またインテリアとして、屋外使用用の椅子やテーブル、ベンチなど、また食器や小物などに到るまで、様々な用途にセラミックが一点一点手描き手焼きで作っている一点ものです。
モチーフはオリエンタル風、愛らしい動物たち、など真っ青な青の海の色、空の色によく映え、南イタリアの風物詩を作り出しています。
【ビエトロ スル マーレで作られているセラミック ビエテレーぜ焼きの歴史は?】
ビエトロ スル マーレのセラミックは、14世紀より父から息子に、代々伝えられた手工業のテクニックと伝統芸能のイタリアの文化の一つとなります。
セラミックの製造をセラミックのマエストロたちが、日々の試行錯誤の繰り返しの中、芸術の領域にまで高めたのは、1800年代に入ってからで、新しい色、新しい形の創造を日々励んできました。
近代に入って、産業としてアートとして発達してきたセラミックは、特に食器の分野で高明となり、
イタリアのサボイア王家ウンベルト 2世、ベルギーのマリア ホセ王妃などにfaenzera食器として
御用達の名を受けています。
現在、ビエトロ スル マーレには、街の中心のウンベルト通りを中心にずらりとセラミック工房やお店が軒を連ね、
イタリアの贈り物は、このビエトロ スル マーレの伝統セラミック マイスターの経営するファクトリーから直輸入で日本にお届けしています。
【ビエトロ スル マーレのセラミックはどうやって作るの?】
ビエトロ スル マーレのセラミックの大きな特徴の一つとして、製作工程は一から完成まで全て人の手による手作業によって行われます。
セラミックの製作には、土、火、水、空気という4つの要素が重要です。
セラミックは古代ギリシャ語のkèramos という言葉が由来となりますが、すなわち粘土を形ずくる、鍜得て作るという意味となります。
ビエトロ スルマーレで使う粘土は赤土で、サレルノ地方で取れる粘土が好まれます。
手の圧力とろくろを使っての粘土が形作られ、自然な乾燥によって感想させます。その後焼く作業に入りますが、初焼きを960度の高温で行いますが、それだけではまだ色は土色で、マイスターの手により、手作業での色つけ、デザインを一点一点行っていきます。
エナメル(ほうろう)はビエトロスルマーレの特色のある白っぽい半透明なものを使い、このエナメルによって、陶器のつやが生まれます。
色ずけで使われる色は、この地方の特色は青です。何種類もの青があり、また黄色も重要な色となります。
色ずけとエナメルの工程が終わると、2度焼きを900度の温度で、今度はゆっくり時間をかけて行います。
この工程を経て作られたセラミックは、驚くほど丈夫で、色の鮮やかの美しさは目を見張るものがあります。
お皿を直立の状態で手に持ち、そこから地上に落としたとしても、割れません。驚きの耐久性です。
日本ではまだまだ知られていませんが、爽やかで明るい綺麗な色の
長い伝統に支えられた、本物のMADE IN ITALYをご家庭のインテリアに飾られてみてはいかがでしょうか。
【セラミックの使い方】
セラミックは、ショップにご紹介しているような小さな置物、飾り皿、などの他に、食器として使われます。
全てをセットで揃える必要はなく、お好きなもの コーヒーカップやケーキ皿、マグカップ、サラダボール、サラダをとる為の大きめのスプーンとフォークセット、また栓抜き、キッチンペーパ入れ など。
またバス用品として、洗面台におく石鹸入れ、歯ブラシ立て、など
そして、南イタリアのアマルフィ海岸地域では、インテリアとして、ランプ台、ベランダ用のテーブル、椅子、また床一面を10cmx10cmもしくは20cmx20cmのセラミックタイルなどを並べて使用したりします。
南イタリア地方のホテルなどではこういったインテリアを好んで使う傾向があるので、いかにも南国らしい、白を基調とした明るいお部屋です。
洗面所に使われているセラミック。手前は石鹸いれで、同じくセラミックです。
こちらは、床にセラミックのタイルを敷き詰めた例です。青色とセラミックのつやが本当に綺麗です。
ほとんどの場合、受注生産となりますので、カタログを元に選んで製作に約1ヶ月かかりますが、もしすでに店頭にあるもので
お気に入りが見つかれば、それを購入することも出来ます。
セラミックは、手入れが簡単で、何より丈夫ですので、簡単に割れたりすることがありません。
イタリアらしい、他にはないようなインテリアなどをお探しの方で、ビエテレーゼ焼きのセラミック、インテリアにご興味がある方
はお問い合わせいただければ、お見積もりやリクエストなど、お気軽にお問い合わせください。
イタリアを代表するセラミック ビエトロ スル マーレのセラミックはこちらから!!
ロバの音楽家の置物:
ロバは、アマルフィの街を歩いていると、よく見かける動物です。崖を切り立った様相の街には、崖っぷちに農地がたくさんあり、
車の通れない細い山道をロバたちがせっせと農具や肥料を運ぶために使われます。
この置物は、この地域には欠かせないロバたちがそれぞれおもいおもいの楽器を持って演奏しています。
可愛いロバたちに癒されてください。
真っ青な海をバックに、天国にいるような錯覚を起こします。ゆったり時間が流れます。このテラスの床もビテレーゼ焼きです。