オリーブオイルとイタリアンの料理は、切っても切り離せない関係で、
イタリア人は、日本人が醤油を使うかのように何にでも料理にオリーブオイルをかけます。
料理にかけるにしても、オリーブオイルこだわりはすごく、ほとんどのイタリアの家庭では、
オリーブオイルの中でも鮮度が高く、最高級品種と言われる、エキストラバージン（EXV）オリーブオイルをかけて、食事します。
イタリアはオリーブオイルの生産量こそ世界第二位ですが、消費量は世界第一位です。
さすがは、美食のヨーロッパの国だけあり、イタリア人は子供の頃から家庭で、お母さんの愛情をいっぱいに受け、
同時に食材や食べ物そのもののこだわりを目の当たりにして育つので、個々のEXVオリーブオイルのこだわりもとても強いです。
そんな、食材にとてもこだわった本格的な、イタリアンレストランは、私たちの本拠地にする、神戸にもたくさんありますが、
ミシュランガイド掲載のレストランとなると、とても数が少なくなります。
そんなミシュランに掲載のお店にもついに私たちのEXVオリーブオイルを使っていただくことが決まりました。
「リストランテ ハナタニ」さんというレストランで、神戸のおいしいイタリアンやフレンチレストランがたくさんある、
北野にお店があります。
様々な名店で修行を積まれた花谷シェフが、2011年に独立され、「トラットリアハナタニ」として、
お店を開かれます。そして、2016年に少し北寄りの現店舗に移転し、
「リストランテハナタニ」と大きめのお店になりました。
お店が移転した同じ年に、2016年の兵庫版のミシュランガイドに掲載され、
知り合いの飲食店の関係者の方にも三宮でイタリアンといえば、ハナタニさんだというぐらい、
名店の一つです。
イタリアへ出張に行くと、パスタやピッツァは普通に食べますが、
ハナタニさんでしか食べられない、美味しくて独創的なイタリアンを味わえます。
ですので、少し緊張して、お店に伺いましたが、花谷シェフが笑顔で迎えてくださり、
いろいろと話しかけてくださるのがとても嬉しかったです。
カウンター席を用意してくださり、とてもシックな感じで、素敵なお店です。
席も30-40席ぐらいはありますが、カウンターはオープンキッチンになっており、
若いシェフの方が熱心に調理される姿が見られて、食事ができます。
一体どんなお料理が出てくるのか、楽しみです。
まずは、ポルチーニ茸で炊き込んだお米と、生ハムがでて、
生ハムにお米を包んで食べると、とても美味しい。
ポルチーニは秋の食材なので、スタートとしてはぴったりです。
生ハムが、ソフトで、イタリアでは食べられない、繊細な食感が印象的でした。
続いて、フォアグラと梨と蜂蜜と白玉粉のクレープ。
食べたことのない組み合わせですが、下の中で食材がうまく響きます。
サワラと万願寺唐辛子のカッペリーニ。
さわらの旨味と唐辛子のコントラストが絶妙です。
アオリイカとルッコラ、スペルト小麦とラルド（豚の背脂を使った生ハム）。
これが一番驚きましたが、アオリイカのラルドの塩加減がこんなにも合うのかとびっくりしました。
また、小麦やルッコラ、以下の食感が混じり、味と食感のハーモニーをふんだんに楽しめる一品でした。
そしてここからは、馴染みのあるパスタのプリーモ、肉料理のセコンドなので、
安心感もあり、美味しく感じました。
ブラウンマッシュルームとしいたけのタリオリーニ。
タリオリーニは、モチモチで、弾力性のある食感です。
秋といえば、フンギ（イタリア語でキノコ、マッシュルームの意味）のパスタはマストです。
そして、淡路島ポークの上品なステーキです。
ステーキといえば、ビーフですが、豚肉のステーキにしました。
塩胡椒とオリーブオイルのシンプルな味付けで食べてもよし、
ソースをつけて食べても良し、お肉がとても美味しいので、いろいろな楽しみ方ができます。
最後に楽しみにしていた、ドルチェ（イタリア語でデザートの意味）。
「ボネ」という北イタリアでよく食べられる、チョコレートのプリンです。
ボネはローマではなかなか食べられないので、楽しみにしていました。
ハナタニさんのボネは、栗のクリームが添えてあり、本国イタリアのボネよりも気に入りました。
本当に美味しかったです。
三宮にお越しの際に、本格的かつクリエイティヴなイタリアンを召し上がられたい方には、
素敵なリストランテなので、おすすめです。
【Informazioni】
リストランテハナタニ
神戸市中央区中山手通1-27-12 富士産業ビル1F
電話番号 078-242-5778
URL http://www.hanatani.biz/index.html
営業時間 12:00-15:00
（ランチはコースのみ 12:00スタートもしくは12:30スタート） 18:00-22:00定休日 毎週日曜日、月曜日
私たちの取り扱う「イタリア デッロルト農園 エキストラバージンオリーブオイルD.O.P.」と
アマルフィ産の最高品種のレモン入りの「リモノーリオ」の2つを今回、
リストランテ ハナタニさんの食材の仲間に入れてもらいました。
ハナタニさんはさすがミシュランのお店だけあり、
味によってEXVオリーブオイルを使い分けされていらっしゃいます。その中でビターな感じのものとしてD.O.Pと、
今月のドルチェのメニューにお使いいただけるとリモノーリオをご採用いただき、私たちもとても嬉しいです。
「イタリア デッロルト農園産 エキストラバージンオリーブオイルD.O.P.」は、
軽い苦味と辛味のあるさらっとした後味が特徴で、刈ったばかりの草とアーモンドの香りが爽やかで、
野菜の旨味が倍増する、魔法のようなオイルなのです。
野菜以外にも魚のカルパッチョや豆のスープなどの仕上げにも力を発揮します。
このオイルは、世界でも一目置かれる、優れたEXVオリーブオイルなのです。
それはなぜかというと、ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテストで第二位に当たる、
銀賞受賞の経歴があるからです。
このコンテストは、2019年で20回目を数える有数の世界規模の品評会で、
世界約20カ国の500以上のオリーブオイルが世界中から出品し、味や質を競います。
その中でも、銀賞を受賞するぐらいの実力のあるEXVオイルなのです。
また、「D.O.P」と付いていますが、D.O.Pとは何かの説明をしますと、
イタリア語で、Denominazione di Origine Protetta の略で、「原産地名称保護制度」と言われるものです。
EU（ヨーロッパ連合）から認可された地域で生産から製造まで行われる、
特別農産物であるということです。このD.O.Pのオイルの名前は、
デッロルト農園のある「コッリーネ・サレルニターネ」（サレルノ丘陵）という名前なので、
他の地域の業者が同種のオリーブを使用して、同じようにオリーブオイルを製造しても、「サレルノ丘陵のオリーブオイル」
と名乗ることはできないということなのです。
ですので、唯一無二のオリーブオイルであり、大変良質な、
本物のEXVオリーブオイルなのです。
アマルフィ産のレモンを使った「リモノーリオ」もイタリア人にはレモンの中でも別格とされる
アマルフィのレモンなので、最高の組み合わせの一品です。
驚くのは、レモンが全く分離しないことで、沈殿していないので、
オイルが透き通っていて、なおかつ無駄なくリモノーリオをお使いいただけるところです。
食欲がないときに、お食事にかけると、食欲UP間違いなしです。
特にお魚と相性が良く、レモンの香りが香ばしく、さらにお食事が美味しくなります。
他にも、海鮮サラダ、鶏肉とも相性バツグンです。
パスタやデザートソース、今流行りのジェラートにかけてもいけます。
シェフも認める、オリーブオイルを是非試して見てくださいね。
お買い求めはイタリアからの贈り物で
