2020/10/21 11:54
最近ご家庭でも一般化して来た、パンにオリーブオイルを付けて食べるスタイルですが、
食べてみるとおいしくて病みつきになりますよね。
私は、エキストラバージンオリーブオイルを食パンにつけて食べていますが、
パンと言っても色々なパンがあります。
一体一番エキストラバージンオリーブオイルに合うパンは何なのでしょうか?
それは、フランスパンです。
フランス語で、バゲットとも言いますが、フランスパンが一番相性が良いのです。
なぜかというと、フランスパンは、小麦粉と塩と水とイースト菌のみで作られており、材料がとてもシンプルです。
バゲットは切ってみると、生地に気泡がたくさんあるため、
オイルがパンに浸透しやすく、オイルの風味がパンに混じり、パンとオイルがうまく融合するからです。
パンの起源は、今から8000年ぐらい前の古代メソポタミア文明の時代と言われています。
小麦粉を水でこねて、焼いたものがルーツであり、古代エジプト、古代ローマへと引き継がれていきます。
文明が発達し、塩とイースト菌を使うようになったものの、小麦や水がベースになっていることは
現在も何ら変わりはなく、フランスパンも同じ製法です。
文明は地中海沿いに起こり発展していったため、地中海沿岸で育った小麦を使ってパンの製造技術が向上していきます。
同じく地中海沿岸でよく取れるオリーブがパンにつけられて食されていたことを考えると、完全にマッチするということは、
わかっていただけると思います。
私も食パンにつけて食べていますが、食パンには、砂糖や卵、バターなどが入っており、
あまりオリーブオイルと同化しない材料やバターは油分でオリーブオイルと喧嘩をしてしまうため、
あまり相性がよくなく、フランスパンと同じパンでも全く別物です。
ですので、シンプルな材料を使っているパンとの相性が最もよく、一番美味しいです。
また、ピザの原型とされている、古代ローマ時代に生まれたフォカッチャもフランスパンと同じ材料で
作られているので、フォカッチャとオリーブオイルの相性も良いですね。
フォカッチャは、最近日本のパン屋でも見られるようになりましたが、
イタリアのパン屋や切り売りのピザ屋に行くと良く売られています。
オリーブの実が入っているものもよく見かけるので、オリーブオイルとは最高の相性です。
オリーブオイルもパンにかけるには、何でも良いわけではなく、
オリーブの鮮度が高いエキストラバージンオリーブオイルを使ってください!!
その中でも私たちが扱っている
「イタリア デッロルト農園産エキストラバージンオリーブオイル クラッシコ」をおすすめします。
こちらのオリーブオイルはイタリア産で、生産量世界第二位の国のオリーブオイルですが、
みなさんにイメージしやすい点としては、イタリア料理の代名詞になる、ピザの生まれ故郷である、
南イタリアのナポリの近くでできたオリーブオイルで、とても美食をイメージさせるオイルです。
実際に、オイルを日本でヨーロッパ料理のレストランを営んでいるオーナーシェフに
味見をしてもらうと、「まろやかで美味しい!」と大好評です。
イタリアでも大変希少な
家族経営の小規模生産者であることから、機械は使わずオリーブは全部手摘みで、なおかつ農園の中にある
搾油機で鮮度の高いままオイルに絞れるというところが強みなのです。
したがって、酸度も0.2%とほぼオリーブの生搾りジュースと言えます。
また、オリーブオイル農園は、普通は種を植えて木を栽培してオリーブを育てますが、
昔から自生している自然に近いオリーブの木から取れる実を多く使っているので、
大地の恵みをそのままオイルにしています。
また、日本で全く流通していないのはおろか、イタリアでも直売のエキストラバージンオリーブオイルなので、
とってもおすすめの一品です。
ぜひ、パンのお供に役立ててみてください。
オリーブオイルのお買い求めは、イタリアからの贈り物で