2020/10/17 19:30
みなさん こんにちは
あっと言う前に、秋の気配をが感じられるようになりました。朝晩冷えるので、風邪ひかないように注意しないといけませんね。😊
さて、イタリアンレザーのお話の続きです。
イタリアンレザーには、本当にたくさんの種類があるという事でしたが、その中でもイタリアンレザーの代名詞と言われる手法で作った鞣革があります。👆
イタリア語では 「tampone a mano」(手で押さえたもの)と言われ、その中でも 「La pelle conciata al vegetale」(植物性タンニン鞣しの革)が御家芸です。
革を鞣す職人さんはタンナーと呼ばれるのですが、フィレンツェを中心とするトスカーナ州には千人いると言われ、「La pelle conciata al vegetale in toscana」と植物性のタンニン鞣しを専門にしている工場が何社もあり、協会も作られています。
現在協会には22社が名前を連ねていて、
このマークが目印です。
この度、イタリアからの贈り物でも、このタンニン鞣しのバックをいくつか輸入させてもらうことになりました。
タンニン鞣しとは、革を鞣す工程で、伝統的な手法を守り、化学物質を一切使わず、植物から抽出した渋成分
「タンニン」で鞣すという天然加工法を用います。
(タンニンは植物の木質部、樹皮、葉、根っこなどに含まれているポリフェノールの一種で、
150種類もあると言われ、皮を鞣す以外に、ビールやワインを作るときに使わています。タンニンを皮を鞣すことに使われ始めたのは19世紀イギリスでなんだそうです。)
このマークをもらえる業者は、この組合のライセンスをえた業者しか使えないというもので、
組合に認めてもらうには、協会の規定を遵守した加工プロセスを経て製造される
ということが条件です。
それにより、
・クオリティの大変高い素材である
・イタリアで、協会の規定を遵守した加工プロセスを経て製造される
・クオリティとデザインの両面で、他にはない製品をつくり出すことができる
・イタリアで、協会の規定を遵守した加工プロセスを経て製造される
・クオリティとデザインの両面で、他にはない製品をつくり出すことができる
ということがギャランティされている製品になります。😍😍😍
現在世界では、この鞣す工程で、クローム鞣しといって化学物質をつかって鞣す手法の方が一般的で、ほとんど80%〜90%の革はクローム鞣しです。
クローム鞣しに比べて、タンニン鞣しはいちばんの特性は、使ううちに色が変わる(経年変化)、また使っているうちに艶がます、といった所です。
クローム鞣しの革は色々な華やかな色を作りやすかったり、汚れにくいなどの利点があり、使われる製品により値段も様々ですが(バックには高級品がよく使われます)、タンニン鞣しは、通常素材が高級になります。
そして、タンニン鞣しはクロームフリーです。地球に優しい素材で、体にも良いです。
日本ではクローム鞣しの手法が一般的なので、イタリアンレザー、トスカーナレザーの
タンニン鞣しは、それだけでブランド、値打ちがあり、革が好きな人には大変魅力があります。
一生物で、少々高価でも自分のお気に入りを手に入れて、経年変化を楽しむ、
そういうお買い物ができます。
イタリアからの贈り物は、フィレンツェから直輸入のバックで、タンニン鞣しのマークのある
艶のあるバックを取り扱いますので、品質間違いなし、ギャランティできます。
タンニン鞣しの高級バックを、何年も、自分の身近に置いて、楽しんでください。
また心のこもったプレゼントにも最適です。
一度こちらをのぞいてみて下さい
イタリアからの贈りものでした。